Aug 31, 2011

裏ボローニャ展



毎年参加している裏ボローニャ展に今年も参加します。
原画に加えて、ちょこっとグッズも販売してます。
お近くの方は是非。

以下ギャラリーHPより
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「裏ボローニャ展Ⅵ 1-ichi」
ART HOUSE 2Fギャラリー
2011.9/1-9/13 7日(水)はお休み

毎年イタリア・ボローニャで開催される国際絵本原画+ブックフェア。
毎入選作家を含む多くの絵本作家がボローニャの地に集まります。
そこで出会った作家たちによる作品展を毎年開催。
6回目となる2011年は「1」をテーマに13名の原画を展示します。
海外で出版された絵本やポストカードの販売もあります。

荒川恵子
うさ
えいふくかよ
オバタクミ
久保貴之
たかいよしかず
たなかしん
谷口智則
のだよしこ
HITO
藤原杏菜
mayko
村木泰志

詳しくはコチラへ↓
ART HOUSE

Aug 24, 2011

白い朝


ここ数日の、お天気の悪い朝がたまらなく好きだった。

まだ薄暗い室内と靄のかかったような白い空。
カーテンを開けるとすうっと入り込んでくる冷たい空気や、
窓の外の黒く濡れた道路、気怠い屋根。

ある時期によく読んだ外国の小説や、
女の子なら一度は通る恋愛小説へと、
入り込んだようになって、少し夢見がちになる。

冷蔵庫のブーンという音で現実に引き戻されたりもするんだけど。



昨夜娘の寝顔を見て、
「いい子に育っているね」
と夫が言い、
「毎日楽しそうだね」
と私が言った。






Aug 20, 2011

毛布



日の出前にのそのそと起き出して、
北側にある作業部屋で絵を描いた。
少し開けた窓から北風がびゅんびゅん入ってきて、
台所に行って久しぶりに熱い紅茶を入れた。
ちんちくりんのショートパンツと、
てろてろのTシャツの寝間着ではどうにも肌寒く、
毛布を引っ張り出してきて膝にかけた。
素肌に当たるウールの感覚が気持ちよかった。


Aug 17, 2011

片思い




娘に恋してるみたい。


よだれを垂らしながら眠る寝顔に胸がぎゅっとしたり、
たまらなくほっぺにキスしたくなったり、
たまには腹が立ったり、
それでもその匂い、動き、笑顔、泣き顔、声、
全てが私の幸せの種。


眉間にくしゃっとしわを寄せて笑うのが娘の得意顔。
わがままを言う時の泣き顔は、なんだかなすびみたい。
(とにかく、なすびみたい。)
体に収まりきらない冒険心。
早く大きくなりたい!と、体全体で叫んでいる。


綺麗な目。


きっと永遠の片思い。







Aug 8, 2011

制作メモ



memo
本当にメモ。


大学生の頃絵本の授業で作った、
「過去と未来の境目のお話」という絵本を再度作り直したい。
今、同時に起こっている出来事、感情を想像する。
私にとって、いつになっても心動くテーマです。


娘に読み聞かせる絵本を作る。
こちら、既にラフ完成。


ぼんやりと頭にある色々なテーマ。
(大人向けの絵物語のような)
野菜の下ごしらえをしている時にふと湧く。
四重奏
比喩暗喩
クラシック音楽
母性とは切り離した、胎児の成長の不思議。
少しずつカタチへしよう。


ゆっくり、ちゃんと、する。

Aug 7, 2011

個展終了しました。



5日金曜日、大阪での個展「Still life talks」が終了しました。
前半一週間在廊し、後半は東京に戻ってしまったので、
お会い出来なかった方もいたかと思います。ごめんなさい。
本当に本当にありがとうございました。


ちくちくと絵本を手作りしたり、
娘を追いかけ回したりしながらの在廊でした。
嬉しい再会や出会いがいっぱいいっぱい。
のんびりペースで一人一人の方とゆっくりお話し出来たのも良かったです。


今回は、「普通のものを普通に描いてみたい」という挑戦と、
「自分らしいものを自由に描きたい」という気分と、
いろいろを織り交ぜたようなものになりました。
なんとなく、凝り固まっていた頭を、
少し柔らかくすることは出来たかな、と思っています。
あと、絵を描くことが本当に楽しかった。もうそれに尽きます。


絵を描いていて良かったと、じんわりと思えた時間でした。
本当にありがとうございました!