Jan 26, 2012

空色の姉妹




1月15日の夕刻。
無事、次女が生まれました。

しっかりお腹の中で大きくなってくれたこと、
一緒に頑張って、可愛い産声を聞かせてくれたこと、
ほんとうに良かった。ありがとう。

長女は「あーかーちゃん」と興奮気味に連呼しながら、
妹の頭を優しくよしよししています。
一歳半のこの子にも、壊れ物みたいに繊細な赤ちゃんの柔らかさが分かるよう。

姉妹の名前は図らずも、二人とも空の色の名前。
雲ひとつない晴天。
日が傾けば、西の深い夕焼け。

ふたりが何にも縛られずに、ただただ自由な心でありますように。
空みたいに。





Jan 13, 2012

手紙・絵本・夕立・詩集




友達からお手紙が届いて、
東京のお家から持参していたお手紙セットで返信を書いた。
文章を書いて、お気に入りの紙や絵。
お手紙を書くってちょっと「本を作る」みたい。


ずうっとコツコツ描いていた絵本が、ひとまず描き上がった。
描き上がったのだ!
今年、なんらかのカタチで発表出来たらいいな。


遅めの初詣に出かけた。
しっかりお参りして、恒例のおみくじを。娘は生まれて2回目のおみくじ。
娘は末吉だけれど、清々しい句で良しとする。
私は大吉。枯れていた田畑にも夕立が降り、収穫の心配無しとのこと。


 岸田衿子さんの「ソナチネの木」という詩集を読んだ。
なぜだか懐かしい。
小さい頃に空想した物語や、
ふと古い記憶を呼び覚ますような薄青い空、
遠く原っぱからやってきた風、土っぽい匂い。
(そういう時、私の祖先はモンゴル系かなと思う。)
このざわざわする感じはなんだろうって考えると、
たぶん、やっぱりそれは風と、無意識に記憶にある音楽。
谷川俊太郎さんが帯で言うように、なんとも「魔法的」な本だった。



Jan 5, 2012

2012





あけましておめでとうございます。

2011年、年の終わりに「ありがとう」って言い合える人がいることに感動した。
2012年、今日は昨日の、明日は今日のつづき。
ゆっくりゆっくり、一歩一歩、大事に歩いていきたいです。

年をまたいで読んでいた、いしいしんじの「麦ふみクーツェ」。
とん、たたん、とん。
ゆっくり、しっかり、踏みしめる。



昨年と同じくノートに今年の目標を。家族のことや自分自身のこと。
ノートを新調するか迷って、2011年に愛用したノートの続きに書くことにした。
なんとなく、今年はそんな年。
ちょっとだけ新しい気持ちと、ずっと歩いていて今も歩いていて明日からも歩いていく同じ道。


もうすぐ4人家族。